ビットコインとイーサリアムETFは今週、$3.6Bの流入を記録しました

• ビットコインETFは週間で27億ドルの流入を記録し、BTCを史上最高値である119,000ドル近くに押し上げました。
• イーサリアムETFは9億800万ドルを追加し、ETHは17%上昇し、数ヶ月ぶりの高値となる3,000ドルを超えました。
• ブラックロックのIBITとETHAは、暗号資産エクスポージャーに対する機関投資家の強い需要を反映して、資金流入が大半を占めました。

上場投資信託(ETF)を通じた暗号通貨エクスポージャーに対する投資家の意欲は先週、過去最高に達し、ビットコインETFだけで5取引日で27億ドル以上の純流入がありました。

資本の急増は、ウォール街での機関投資家の需要の高まりを反映して、これらの金融ビークルにとって最も強力な週間パフォーマンスの1つとなりました。

FarSide Investorsのデータによると、目立った活動は木曜日と金曜日に発生しました。

木曜日は、米国上場ビットコインETFの18か月の歴史の中で2番目に多い1日当たりの流入額を記録し、合計11億8000万ドルに達しました。

ブラックロックのIBITは4億4,850万ドル、フィデリティのFBTCは3億2,430万ドル、ARKインベストのARKBは2億6,870万ドルを集めました。

金曜日には、さらに10億3,000万ドルの資金流入があり、その勢いは続きました。

ブラックロックのIBITは9億5,350万ドルを稼ぎ出し、2位のARKBの2,350万ドルを大きく引き離しました。

週明けには、月曜日に2億1,650万ドル、火曜日に8,010万ドル、水曜日に2億1,570万ドルと、毎日プラスの資金流入がありました。

今週の純流入総額は27億2,000万ドルに達し、機関投資家による暗号資産の採用が加速していることをさらに浮き彫りにしています。

注目すべきは、6月9日以降、ファンドの純流出が1日(7月1日)しか発生していないことです。

イーサリアムETFは週間で過去最高の上昇を記録

イーサリアムベースのETFも先週、1周年を前に投資家の信頼が高まったことが大きな資金流入を記録しました。

FarSideのデータによると、このファンドは今週、9億810万ドルの純流入をもたらしました。

木曜日は傑出した日で、イーサリアムETFの流入額は3億8,310万ドルで過去最高を記録しました。

ブラックロックのETHAが先導し、そのうち3億ドル以上を占めています。

金曜日、ETHAは引き続き優位に立ち、2億490万ドルの流入総額のうち1億3,710万ドルを獲得しました。

水曜日は2億1130万ドル、月曜日と火曜日はそれぞれ6210万ドルと4670万ドルを寄付しました。

このようにイーサリアムのファンドへの持続的な流入が、ETHの価格を押し上げるのに役立ちました。

週明けの2,500ドル前後で 、イーサリアムは金曜日に3,000ドルを超えました 。その後、3,000ドルをわずかに下回っていますが、資産は今週17%以上上昇しています。

暗号資産の価格は機関投資家の勢いに反応する

ETFの堅調な資金流入は、原資産価格に直接影響を与えました。

ビットコインは週の間に10,000ドル以上急騰し、金曜日には119,000ドル近くの 史上最高値に達しました 。

イーサリアムも同様に、資本流入の増加と投資家の新たな楽観主義に支えられ、数ヶ月ぶりの最高のパフォーマンスを記録しました。

先週、ビットコインとイーサリアムのETFは合計で36億ドル以上の資本を集め、主流の投資ポートフォリオにおける暗号資産の役割が拡大していることを浮き彫りにしています。

一貫した資金流入と資産価格の高値更新により、仮想通貨に対する機関投資家の関心は衰えるどころかのようです。