ステーブルコイン金融管理プラットフォーム「Xinkangjia」が崩壊、200万人が130億を詐取

星島日報によると、中国本土でステーブルコイン詐欺が発生。「信康家」という金融管理プラットフォームが最近破綻し、会員200万人が影響を受け、130億元が損失した。ネット報道によると、「信康家」は2021年に貴州省で設立された。「ドバイ首都を繋ぎ、グローバルな富裕プラットフォームを構築する」というスローガンを掲げ、独自のビッグデータ技術を用いて中東の金、石油、外国為替の先物取引を行うと謳い、投資家に最大1日2%という驚異的な利回りを約束している。例えば、会員は10万ドルを投資すれば1日2000ドルの利益を得ることができ、月々の利益は6万ドルに達する。さらに、「信康家」は中央企業である中国石油天然気集団（857）と5年間の戦略的提携を締結したと主張し、多くの投資家が参加している。実際、「新康家」は中国石油天然気集団公司（CNPCO）から石油設備のみを購入していました。従来のポンジスキームとは異なり、「新康家」はUSDTを取引に使用し、ステーブルコインの自由な流通と分散化の特性を利用して巨額の資金を海外に送金することで、法執行機関による追跡を困難にしています。6月26日現在、「新康家」プラットフォームは機能不全に陥り、会員は「資金を引き出す」ことができなくなりました。このプラットフォームは12回に分けて18億USDT（約129億人民元）を3つの新しいアドレスに送金したと噂されています。本日、深セン市金融違法行為防止対策特別部隊は「ステーブルコイン等を利用した違法資金調達に関するリスク警告」を発令しました。