ビットコインが10万9700ドルに急騰 史上最高値更新も照準に
ビットコイン(BTC)の価格は7月2日に急上昇し、前日比3.6%増の10万9730ドルを記録した。これは6月12日以来の水準となる。この回復は、世界のマネーサプライ(M2)が55兆ドルを超えて過去最高を更新したタイミングと重なっている。
ビットコインが日足で10万8500ドルを上回って引ければ、強力な強気の包み足パターンが確認されることになり、近い将来の高値更新への期待がさらに高まる。
デリバティブ市場では建玉が10%超増加
ビットコイン価格が10万5200ドルから10万9500ドルへ上昇する過程では、デリバティブ市場での活動が活発化。主要な先物取引所における建玉(オープンインタレスト)は約10%、金額にして32億ドル増加し、市場への資金流入が加速した。建玉増加は主にロングポジションが主導しており、さらなる上昇への自信がうかがえる。
価格と建玉が上昇する一方で、永久先物の資金調達率は安定していた。これはロングとショートのトレーダー間で市場心理が均衡していることを示し、特に重要なのは、今回の上昇が過度なレバレッジによるものではない点だ。
強気の視点から見ると、価格上昇中に資金調達率が安定していることは、トレンドが持続可能であることを示唆する。
また、直近12時間で1億9600万ドル相当のショートポジションが 清算され 、ショートスクイーズが発生。これにより、ビットコインは重要なレジスタンス水準を突破する後押しを得た。
買い圧力の強さを裏付ける材料として、コインベース・プレミアム・インデックスも上昇した。この指標は、コインベースと他の主要取引所との価格差を示すもので、米国の機関投資家や個人投資家による現物買いの継続を示しており、強気のシナリオに説得力を加えている。
bitbankで新規口座開設後、1万円の入金でもれなく現金1,000円プレゼント!【PR】
ビットコインは史上最高値を更新するのか?
ビットコインが最近の保ち合いを明確に上放れたことで、市場アナリストの間では「史上最高値が間近に迫っている」との見方が強まっている。
トレーダーの レクト・キャピタル氏 によれば、今週日曜の週足で10万9300ドルを超えて引ければ、主要なレジスタンスゾーンを突破することになり、「価格発見フェーズ」に突入するという。
さらに強気の材料として、アナリストの ジャッキス氏 は、ビットコインのボラティリティが2023年以来の低水準に達していると指摘。この水準に達するのは過去にわずか7回しかなく、「これらの局面では5週間以内に大きなボラティリティの急変が発生している」と述べ、大きな値動きが近いことを示唆している。
同様に、テクニカルアナリストの タイタン・オブ・クリプト氏 は、日足チャートにおいてMACDの強気クロスが確認されたことを重要なモメンタムのシグナルと指摘。ビットコインは現在、強気のフラッグパターンからのブレイクアウトを試みており、これに成功すれば「マグネット効果」により13万7000ドルを目指す展開になる可能性があると述べている。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
S.BLOXに口座開設をして最大で3,000円のビットコインがもらえるリニューアルキャンペーンを実施【PR】
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
先物取引と取引BotにAINUSDTが登場
Bitget、2025年第2四半期分で約1億3,800万ドル相当のBGBをバーン

Bitget、xStocksと連携しWeb3とウォール街を融合!オンチェーンでトークン化株式の取扱いを開始

Bitget最大の取引大会「KCGI」が賞金総額600万USDTで開幕

暗号資産価格
もっと見る








